2024年7月22日(月)

家電口論

2017年11月20日

未来のシェアハウス像

 先ほど、宅配便の例をあげたが、限定解錠はいろいろな使い方ができる。例えば、友だちと家飲みの約束をしたけど遅れそうだと言う場合。メールで1回限定の鍵を送れば、温かいところで待ってもらえる。(本心は、「私が帰るまでに、料理作っておいて!」でしょうが・・・)

 例えば会社で、社外の人との打ち合わせ。今までは受付などまで迎えに行かなければならないのだが、会議室での待ち合わせが可能になる。元々、社外の人との会議室は、階も違う場合が多く、セキュリティーへの問題は少ない。時間の有効利用でもある。

 研究設備では、IDによって出入りできるエリアを変えるのは当たり前。それは多くの人が、出入りする研究所の秘密漏洩防止のためだ。今、シェアハウスが、どんどん多くなっている。若者だけでなく、老人もだ。茶飲みメイトが欲しいわけだ。しかし、プライバシーは重要。異性でも結婚未満の付き合いが増加している現在、大事なことだ。

ティンクが当たり前になると、どうだろうか? 宅配の再配達はなくなるし、人と会うのも便利になる。その上、プライバシーはしっかり守れる。これはある意味、あるスペースをシェアする新しい建築施設の出現をうながしているのかも知れない。昔の日本は、玄関の上がり口、縁側は人とシェアするように使っていたし、お勝手口に御用聞きが、配達物を置いて行くのは当たり前だった。もしかしたら、そんな古き良き日本を、現代に蘇らせることができる可能性を秘めた製品とも言える。

サポートメーカーとの対談時間に映し出された今後のシェアハウス案

 ベンチャー製品、しかも安全という、日本では参入し難い分野で、こんな製品が出てくるのは、うれしいことだ。なお、当初は、アパマンショップに販売。来年の夏を目処に一般販売も行うそうだ。

  
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