2024年7月14日(日)

栖来ひかりが綴る「日本人に伝えたい台湾のリアル」

2019年2月2日

台湾人が求めるのは「観光の一歩先」

 さてそれでは今、台湾人は日本のどこに行き、何をしたいと思っているのだろうか?

 台湾では使用率90%以上とも言われるSNS「Facebook」にて、筆者は台湾人の友人向けに、こんな質問を投げかけてみた。

「1、今年は日本のどこに遊びに行き何をしたいですか?」

「2、日本でもう一度行きたいのはどこですか?」

 すると1時間も経たないうちに続々とコメントが書き込まれ、30人以上の友人たちが最新の計画やお気に入りの場所を教えてくれたが、驚いたのは場所や目的が殆どかぶっていないことだ。とくに名前の挙がった地方は日本全国津々浦々バラエティーに富んでおり、彼らの日本旅行への情報収集の細やかさと、貪欲さを感じる。

日光東照宮の紅葉、金沢の桜、瀬戸内芸術祭、酒田と庄内(山形県)
「東京で野球を見たい」「日本の田舎は静かだし、食べ物も新鮮で美味しい」「金沢でカニを食べたい」という声も
北海道、軽井沢、群馬、能登半島、瀬戸内海と、行きたい場所は様々
(画像提供:筆者)

 台湾人の大好物である京都の場合でも、「金閣寺」「嵐山」というステレオタイプな観光地はすでに挙がらず、「無目的に歩き回る」「ローカルの人の生活がある場所」などの答えが返ってきた。彼らが求めているのは「観光の一歩先」なのである。


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