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台湾の無差別殺傷事件で「被害者遺族の言葉」が社会に与えた衝撃
2024/07/18 栖来ひかり川崎市19人殺傷事件で犯人が自ら命を絶ったことをうけて、ネットにあふれた「他人を巻き込むな」「死ぬならひとりで死ね」という怒りの言葉に対し、「ひとりで死ねと言うメッセージを控えるべきではないか」という論争が巻き起こった。そこで筆者が思いだ…
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台湾の無差別殺傷事件で「被害者遺族の言葉」が社会に与えた衝撃
2019/08/16 栖来ひかり川崎市19人殺傷事件で犯人が自ら命を絶ったことをうけて、ネットにあふれた「他人を巻き込むな」「死ぬならひとりで死ね」という怒りの言葉に対し、「ひとりで死ねと言うメッセージを控えるべきではないか」という論争が巻き起こった。そこで筆者が思いだ…
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日本よ、あとにつづけ
2019/05/18 栖来ひかり2019年5月17日の立法院における審議によって、名実ともに異性婚とほぼ平等な形で同性婚の出来るアジア初の国家となった台湾。
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『台湾巨匠傑作選2019 ~恋する台湾~』
2019/04/19 栖来ひかり台湾の現代社会を切り取れば、そこには自ずとアメリカ・日本・中国との関係や履歴の積み重なりが、ミルクレープの断面のように顔をのぞかせる。
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日本人に伝えたい「台湾料理」の正体
2019/03/07 栖来ひかり厳密にいえば「小籠包」は台湾料理とはいえないかもしれない……と言えば、驚く日本人は多いのではないだろうか? では小籠包とは、どこの料理なのか?
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2019/02/02 栖来ひかり
台湾人の大好物である京都の場合でも、「金閣寺」「嵐山」というステレオタイプな観光地はすでに挙がらず、「無目的に歩き回る」「ローカルの人の生活がある場所」などの答えが返ってきた。彼らが求めているのは「観光の一歩先」なのである。
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2018/12/18 栖来ひかり
昨年の流行ワードがネット用語を中心としたバズワードだったのに対し、今年は打って変わって現実の大イベントに即した結果となっている。
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統一地方選の「国民投票」が意味するもの
2018/11/30 栖来ひかり国際的にマイノリティーである台湾の在り方に不公平を唱えながらも、台湾社会のなかのマイノリティーに対する不公平には疑問を感じていないことになる。
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2019年の日本橋開業に期待すること
2018/10/23 栖来ひかり「誠品書店」がついに日本へやってくる――。1989年の開業以来、台湾文化を牽引してきた同店だが当初は赤字続きで、その経営を陰で支えるパトロンの存在があったという。そして、誠品書店をこよなく愛する筆者が、日本での開業に期待することとは――?
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「政権攻撃の口実」に利用されている日本
2018/09/25 栖来ひかり9月14日、台北駐大阪経済文化弁事処の蘇啓誠代表が大阪府内で亡くなった。自殺だった。台風21号によって封鎖された関西空港での対応をめぐり、台湾で議論が巻き起こったことに責任を感じての事だったと報道されている。蘇氏を自殺まで追い詰めたのはS…
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2018/08/12 栖来ひかり
台湾で暮らしていると、「死」の世界を日本よりもずっと身近に感じる。台湾の暮らしの中の「生」がとてもエネルギッシュなのは、そうしたすぐ傍に存在する「死」が生をより際立たせているからかも知れない。
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2018/06/18 栖来ひかり
日本を上回るスピードで高齢化が進んでいる台湾では、家事や介護の分野でも早くから外国人労働者の手を借りている。そんな台湾のお手伝いさん事情を身近な例から紹介するとともに、日本が台湾の先例に学ぶべき点をお伝えしたい。
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『智子之心』はなぜ、媚日と批判され炎上したか
2018/05/25 栖来ひかり抗日史観を根本からぐらつかせる『智子之心』は、中国にとって特に神経を逆なでする作品なのかもしれない。
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2018/04/16 栖来ひかり
今や台湾では女性が総統となり、現内閣にはトランスジェンダー女性もいる。客観的数値をみても日台のジェンダーギャップ格差は明らかだが、実際に筆者が生活の中で見つけた日台の差を考えてみたい。
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中国資本に侵食される台湾エンタメ界の苦境と希望
2018/03/20 栖来ひかり「東京アニメアワードフェスティバル2018」において見事グランプリを獲得した台湾映画『オンハピネスロード』は、中国資本を断固として受け入れなかったからこそ描けた物語である。
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変遷する台湾ミレニアル世代の中国観
2018/03/09 栖来ひかり台湾の「独立」に賛成する割合は、今年の1月に過去10年間で最低の21.1%を記録した。ひまわり学生運動の時には過去最高の30.3%だったことを思えば、数値は3分の2まで落ち込んでいる。
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2018/02/15 栖来ひかり
「今回の東部地震のことで一番心を寄せてくれた国はどこか?」との質問に、75パーセントの台湾人が日本と答えている。現在の日台関係は、世界的にも稀な現象ではないかと思わずにいられない。
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