2022年8月15日(月)

Wedge REPORT

2019年8月5日

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〝乱獲失敗〟の責任

 もし、これでチームがV逸するようなことになれば〝乱獲失敗〟の責任は誰かが取らなければ示しがつかない。そう考えると全権監督としてゴーサインを出した原監督に何らかのペナルティが下される可能性がある。今季は3年契約の1年目だけに「解任」という物騒な流れにまで発展することはさすがにないだろうが、来季から全権監督の権限を剥奪されることになったとしても不思議はないはずだ。

 そしてこのまま、何とか振り切って最終的に5年ぶりとなるV奪回を果たしたとしても「おそらく原監督は〝無傷〟で済まされないのではないか」と指摘する球団関係者も少なくない。実際に「5月末にファームから三沢(興一)投手コーチを一軍に配置転換したかと思ったら、今月に入ってすぐ村田(善則)スコアラー室長をブルペンコーチに登録した。三沢コーチはファームに戻ることになったが、ちょっとドタバタし過ぎな感は否めない。こういう焦燥感はすぐにチーム内に伝わっていく。いわゆる〝乱獲〟も含め、すべて監督の権限でジャッジできるような体制をもう一度見直すということは必要のように思える。今オフ、原監督の権限縮小はあり得ない話じゃない」との声も出ている。

 巨人の独走状態から一気に〝熱セ〟の大混戦模様となったことで、全権を担う原監督の周辺も騒がしくなってきそうな気配だ。

  
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