2024年11月22日(金)

ヒットメーカーの舞台裏

2012年7月19日

■メイキング オブ ヒットメーカー 山本益美(やまもと・ますみ)さん
山本縫製工場 代表取締役

山本益美さん (写真:井上智幸)

1951年生まれ
香川県坂出市出身。1歳のときに、父親が山本縫製工場を立ち上げる。小学校のときは、近くの税務署脇にある空き地で友達と野球をして遊んでいた。何度か窓ガラスを割って怒られた。中学校では海洋少年団に所属し、大会のたびに瀬戸内海に出かけ、ボート競技に熱中した。高校ではソフトボール部に所属し、得意の俊足を活かせる1番打者を務めていた。
1970年(19歳)
日本大学商学部に入学。初めて上京したが、この頃は家業を継ぐことはまだ考えていなかった。
1974年(23歳)
婦人服を扱うことに興味があったため、大手アパレルメーカーに入社した。東京の青山店に配属され、最初の3年間は営業マンとして働く。その後、商品企画の部署に異動となる。新しい婦人服をどのような方向性で打ち出していくのかを決め、デザイナーに依頼する業務が主だった。生地の仕入れ、デザイン、ボタンの選別など、商品企画のあらゆる仕事を経験した。
1980年(29歳)
アパレルメーカーを退職して、役員として山本縫製工場に入社する。
1992年(41歳)
代表取締役に就任。大規模なリストラや事業縮小を経験したが、自社商品の開発で事業を再び軌道に乗せつつある。

◆WEDGE2012年7月号より

 

 

 

 

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