2022年10月6日(木)

Wedge SPECIAL REPORT

2022年7月2日

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安田峰俊 (やすだ・みねとし)

ルポライター

広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了。『八九六四「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)で第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞。近著に『「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本』。

労働内容も……

 2人1部屋で入居する寮の部屋の家賃を、1人あたり月6万円以上も請求され、抗議すると半額以下に下がった──。という一事からも企業体質が垣間見える。そして、労働の内容もひどいものだった。

 「就業契約で決めた拘束時間は朝7時~午後3時で、実働7時間です。でも、社長の奥さんから〝練習〟だからと、大葉の袋詰め作業を残業として指示されました。1袋あたり40円という賃金なのですが……」

 この袋詰めは、同じ大きさの大葉をよりわけて、100枚ずつ袋詰めにする作業で、慣れた人でも1時間に10袋程度しか作れない。

 当時、会社にはリサさんのほかインドネシア人の特定技能労働者が数人、さらにカンボジア人やベトナム人の技能実習生が10人ほど働いていたが、……

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Wedge 2022年7月号より
日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな

“人手不足”に喘ぐ日本で、頻繁に取り上げられるフレーズがある。「外国人労働者がいなければ日本(社会)は成り立たない」というものだ。しかし、外国人労働者に依存し続けることで、日本の本当の課題から目を背けていないか?ご都合主義の外国人労働者受け入れに終止符を打たなければ、将来に大きな禍根を残すことになる。

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