2年後に起こした再チャレンジ
再チャレンジしたのは06年。ベトナムの大学に出向き、会社説明会を行い、まずは「日本語を習得してもらう必要があること」を強調した。07年の新卒入社として8人を採用した。退職者が出ることを織り込んだ数だった。その後、東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所の事故が起き、親から帰国を望まれたり、家庭の事情などで退職せざるを得なかった人を除き、現在も4人が在職している。
ベトナム人の1期生が入社した際は、半年間、午前中に日本語学校に通ってもらうことにした。もちろん、費用は会社持ち。インド人を採用したときに立ちはだかったコミュニケーションの壁を壊すのが狙いだ。
日本人社員のサポートも大きかった。
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