2024年12月23日(月)

あなたが知らない街のNews みんなの経済新聞

2013年7月5日

 こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略して『みん経』)です。映写機を使い、屋外の建造物などに映像を投影する「プロジェクションマッピング」。最近では、東京駅・丸の内駅舎の復元工事完成イベントとして昨年9月に開催された「TOKYO STATION VISION 東京駅」(http://www.youtube.com/watch?v=xHsbdq8GtKc)が話題になりましたよね。Youtubeでは、美しい駅舎に投影された幻想的な映像に「凄いの一言」や「とても感動しました。また上映してほしい」というコメントも寄せられています。

 他にも、きゃりーぱみゅぱみゅさんが登場しているauテレビCMでは、増上寺をピンク色の水玉模様などで彩ったプロジェクションマッピングの様子が。(「ピンク色」の増上寺できゃりーぱみゅぱみゅさんライブ-auスマホPR(六本木経済新聞/2013/1/30)http://roppongi.keizai.biz/headline/2868/)。大勢の観客を楽しませられるプロジェクションマッピングですが、他にもさまざまなものが登場しているよう。プロジェクションマッピングを使った各地の面白い試みを、早速見てみましょう。

夏にピッタリ!?
投影されたのは「妖怪」

 先述の「TOKYO STATION VISION 東京駅」のイベントでは、当日は、予想以上の観客数に30分繰り上げ、入場規制を行いつつ上映したのだとか。大勢の観客を集客できるのもプロジェクションマッピングの特徴の一つです。そのため、現在各地のイベントでプロジェクショ・マッピングが導入されているケースも。こちらは、アート展で上映されたプロジェクションマッピング。アート展のテーマにちなみ、高さ30メートルの城壁に「妖怪」が映し出されたそうです。

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パークホテルで妖怪テーマのアート展-プロジェクションマッピングも (新橋経済新聞/2013/6/7)

夏に向け、妖怪アートで涼を演出するパークホテル東京の「YOKAI TOUR」
(写真は日没から始まるプロジェクションマッピング)

  パークホテル東京(港区東新橋1、TEL 03-6252-1111)で6月3日、妖怪をテーマにしたアートプロジェクト「ART colours(アート・カラーズ) Vol.6 夏 『YOKAI TOUR』」が始まった。会場は25階のアトリウム。

 展示するのは「汐留で日本に染まる」をコンセプトに集めた作品で、現代アートの不思議な絵画や、リアルに作られた立体作品の「ツチノコ」や鬼の面など23点。同プロジェクトは、空間(Atrium)・食(Restaurant)・旅(Travel)=ARTを春夏秋冬の各テーマに合わせ、四季を通じて日本的「おもてなし」を演出するもの。美術展示に関連したイベントなども同時に行う。

 期間中の日没後には、高さ30メートル、幅8.5メートルの壁面に、作品をモチーフにしたプロジェクションマッピングも上映する。今後、SNS(フェイスブック、ツイッター)などを用いたインタラクティブな演出も行う予定。


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