2024年4月20日(土)

取り急ぎ1週間、育休頂きます ~丸の内経理マンの育休日記~

2013年11月4日

 一方で、育児経験のない、仕事人間の父親(自分の父親もそうでした)は、娘や息子とコミュニケーションをどうとったらよいか分からない、という一面もあるかもしれません。そういう消極的理由で、「背中で語る」しかない、という状況も少なくはないと思うのです(時代がそれを美徳としたこともあるでしょう)。

 もちろん、背中で語ることが良くないとは言えません。ただ、私と父との関係も、私が社会人になり、父が定年し、互いが父と息子の役割を卒業してから、色々気兼ねなく話せるようになったことを思うと、もっと前から色々話せる関係だったら、もっと良かったのになと思うことがあります。

 私は育休を始点に、背中でも、お腹でも(=向き合って)コミュニケーションが取れる父娘関係でありたい、と思います。

 気楽な息抜きの日の最後に大きな気づきを得たように思います。

 最後に、父親へ誕生日プレゼントを贈った時に、覚えたてのメールで来たメールを紹介します。(私的名言集というフォルダに保存している)

「誕生祝いのプレゼント有難う、1番好きなウイスキーで今晩早速ご馳走になります、今から楽しみだ。志朗も父親になり、気持ちが引き締まる事でしょう。三十数年前、志朗が生れた頃を思い出すよ。仕事に、家庭にがんばって下さい。」

 明日は、久しぶりに一家で私の実家へ遊びにいきます。


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