2024年7月20日(土)

中国メディアは何を報じているか

2013年11月29日

 公告は、防空識別圏を飛行する航空機が、識別に協力しない、または指示に従わない航空機に対し、「武力で防御的な緊急措置を講じる」としている。

 25日付では、中国外交部が日米の反応を批判したことを伝えた。特に日本の外務省が尖閣諸島を含むことを受け入れられないと抗議したことに対し、次のように反論した。

日本がとやかく言うことは完全に誤りであり、中国は断固反対する。中国外交部と駐日本中国大使館はすでに筋を通して日本側の無礼な折衝を却下し、日本に誤りの是正を要求した。

 26日付では、鄭澤光外交部部長助理が駐中国日本大使と会見し、日本の無理な非難に対し「厳正な抗議」をしたことを伝えた。

西側の中国非難に「キレ気味」な論調

 27日付で初めて論説が掲載された。鐘声(ペンネーム)による「断固とした意志、力のある行動」と題するものである。注目したのは次の部分である。

ほんの一部の国家がとやかく言って、「一方的に東シナ海の情勢の現状の変更を意図している」、「地域の緊張情勢をエスカレートさせている」と訳もなく非難すらする。これは珍しいことではない。結局中国がそびえ立つ大国であり、東アジアの安全枠組みの進化過程において軽視できない影響力を有しているのである。

目的は、国家の安全を守り、東シナ海上空の飛行秩序を保障し、公開、透明の原則に従い、中国が制度化、法律化の行動を経て主権を守りたいことを表明することである。これは、安全の相互信頼の促進、周辺国家との良性な相互行動を促進に寄与する。

中国の防空識別圏設定をめぐり出現したノイズは、再び決まりきった考えを暴露した。同じ事でも、中国がやればダメ。中国がやれば、間違いなく悪巧みを企んでいる。こうしたい決まりきった考えを後押しするのは、当然中国のたえず上昇する国際的地位と日増しに強大化する総合国力である。

中国の急速な発展は決して悪いことではないし、中国の正当な行為を妨げるものではない。われわれは当然さらに多くの理解を得ることを希望しているし、そのために理解と(誤解)解消の活動を進めたい。しかし、やるべきことをやらないわけにはいかない。


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