エコノミストが、従来の「勝者は善」という価値観から離れて、British Phlegm (英国的冷静さ)に戻ったことは歓迎すべきです。
この論説の通り、冷静に分析すれば、今回の安倍総理の靖国参拝について、中韓が新たに出来ることは何もありません。折角、対日和解の兆しが見えてきた所で、挫折させたと言っても、本当に、和解の動きが具体的にあったわけではありません。つまり、具体的な悪影響があったとは指摘出来ない状況です。それを正直に認めた所がこの論説の良いところです。
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