こたえ
こたえ①架線の状況をしらべるためのアンテナ
これは静電アンテナといって、架線に流れている電気の電圧を測るためのアンテナです(検電アンテナともいいます)。
新幹線の架線には交流2万5000ボルトが流れています(ちなみに在来線は直流1500ボルトと交流2万ボルトの地域があります)。静電アンテナは「静電誘導」という物理現象を利用して、架線に正しく電気が流れているかどうかをチェックしています。
新幹線の静電アンテナは0系以来、歴代の車両にかならずついていますが、0系から300系までは先頭車の運転席の上あたりにあって、たいへん目立っていました。ドクターイエローの静電アンテナは、700系と同じように先頭車両の後ろのほうにあります。
■豆知識■
架線:正しくは「かせん」ですが、鉄道関係では「がせん」とよぶこともあります。
架線:正しくは「かせん」ですが、鉄道関係では「がせん」とよぶこともあります。
question
たくさんの新幹線車両が検査や修理を受けている、大阪の鳥飼車両基地。特別の機会がないと、一般の人は車両基地のなかには入れませんが、なかに立ちいらなくてもずらっと並んで出庫を待つ新幹線がとてもよく見える場所があります。さて、どこから見えるでしょう?
①新幹線の車窓から、とてもよく見える
②基地の上を通っている橋から、とてもよく見える
③近くを走るモノレールの車窓から、とてもよく見える