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2014年5月9日

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 日本でも東京大学がオンライン教育のベンチャー企業を活用して講座配信を開始した。メディアでも活躍する藤原帰一教授が東大生ではない、グローバルな受講生との触れ合いを開始したが、まだ本当に数少ない事例が始まったに過ぎない。

人材育成の市場ルールが
外から変わり始めている

 優秀な大学、大学院卒のブランドで入社できた時代は20世紀の遺物になろうとしている。キャリアのステップアップにはITを駆使してあらゆる教育機会が作られる。欧米では人材獲得競争をアウトソースする傾向がもともとあり、非英語圏の学生を募集、英語圏大学に送り込む教育支援企業がある。また世界的な財務会計の資格を運営する企業もある。

 教育市場自体が、大学パッケージの再編成、大学入学前から企業入社後も続くキャリアへの再構築に動き出した。英国の大学教育を担当する大臣は「長年世界の留学生を得てきた英国の大学は、オンライン教育の変化への遅れによって、大きく地位を落とすのではないか」と危惧するコメントを出している。ここでも世界の変化は日本より大きく先を行っている。

◆WEDGE2014年4月号より









 

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