2026年8月21日(金)

スポーツの新潮流

2026年8月21日

 「いろんな国のスポーツスタジアムを訪ねたが、こんなスタジアムは見たことがない。クレイジーだ!」

平日でもスタンドを埋め尽くすエスコンフィールド。ここから地域の活気を生んでいる(©H.N.F.)

 小誌取材班が球場内を取材中、来場者のイスラエル人男性は興奮しながらこう話した。

 海外の人たちをも驚かすのが、北海道日本ハムファイターズ(ファイターズ)が2023年に開業させた「エスコンフィールドHOKKAIDO(エスコンフィールド)」とその周辺施設「北海道ボールパークFビレッジ(Fビレッジ)」だ。

 7月14日午前10時30分、スタジアムに足を踏み入れると、眼前には、壮大なフィールドと観客席、バックスクリーン後ろに設置された大きな窓から陽光が差し込んでいた。スタジアムに入った瞬間、全てを見渡せる開放感はこれまでの日本の野球スタジアムにはなかったものだ。

 この日は平日。試合開始は午後1時だったが、すでに多くの人でにぎわっていた。北海道名物のスープカレーやジンギスカン、スタジアム内で醸造されたクラフトビールに舌鼓を打つ人、併設された子ども向け遊戯施設で遊ぶ親子、設置されている卓球台で〝試合〟する若者たち──。楽しみ方は様々だ。

 新潟に住む娘夫婦と1歳、4歳の孫と訪れていた北海道苫小牧市在住の林ゆかりさん(64歳)は、10時前に到着したという。「野球観戦と屋内外の遊び場を行ったり来たりしている。ここでしかできない思い出を3世代で作れた」と話す。


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