2023年1月30日(月)

患者もつくる 医療の未来

2014年10月8日

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30年以上にわたる出生数の不自然

 このように助産所での出生数データは、自然の神秘を感じさせてくれます。

 ところが現在の日本のお産は、その99パーセントが病院または診療所(ベッド数が20床以下の医療機関)で扱われており、そこでの時間別出生数は、助産所のものとはまったく異なっています。

 【図6】は、2011年12月の日別の全出生数です。一日あたりの平均出生数は3000人を切っていますが、火曜日の平均と日曜日の平均は1000人以上の差があります。【図7】は、国が初めてこの種のデータをとった1984年のものです。

【図6・7】日本の日別出産数(2011年12月、1984年12月)
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 また、【図8】は、2011年の全出生の時間別グラフです。午後2時頃が多いことがわかります。【図9】は、1984年のものです。約30年にわたり、同じようなグラフが続いています。国が初めてこの種のデータをとった年からこのようなグラフになっているのですから、もっと以前から、日本のお産はこのようになっていたと考えるべきでしょう。

【図8・9】時間別全出生数(2011年、1984年)
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