第5話(2月5日)では、ドライバーの川端の別れた妻・丸山美穂(伊藤かずえ)が、再婚を前提として付き合っている大倉孝彦(中林大樹)と京都にくる。
川端は美穂に未練があり、復縁したい気持ちを伝える。一方、大倉には美穂に隠している秘密がある。公認会計士を自称しているが、その試験に落ち続けているのである。
高瀬は、縁結びの神社に美穂を案内して、川端に復縁を申し出るチャンスを与えると同時に、ふたりに隠れて大倉にその光景をみせるのだった。
そして、大倉は美穂の前に進み出て、嘘の経歴を明かして、改めて結婚を申し込む。
美穂はそれにうなずくのだった。川端もその姿に気持ちが晴れる。
怪奇ドラマと恋愛ドラマをかけあわせる
卓抜なアイデア
テレビ東京系の「怪奇恋愛作戦」(金曜日深夜0時12分)は、演技派の女優をそろえている。
麻生久美子演じる消崎夏美(けしざき・なつみ)、坂井真紀の揺木秋子(ゆらぎ・あきこ)、そして緒川たまきの華本冬(はなもと・ふゆ)の3人のアラフォーが、前後編2回ずつドラマを進行させる。
「21世紀のフランケンシュタイン」「妖怪年食い」……奇想天外な妖怪たちが3人を襲う。崩れ去る洋館や、ヘリコプターなどがそれとわかるミニュチュアなのも意表を突く。
脚本は劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ。怪奇ドラマと恋愛ドラマをかけあわせるという卓抜なアイデアでみせる。
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