◎金剛峯寺 持仏御本尊開帳
天和元年(1681)に彫刻され、持仏として安置された「弘法大師坐像」が16年ぶりに開帳される。
◎壇上伽藍 金堂 御本尊特別開帳
昭和9年(1934)に再建された金堂の厨子内に安置され、以来80年にわたり秘仏であった高村光雲作の御本尊「薬師如来(阿閦如来・あしゅくにょらい)」が特別に開帳される。
◎慈尊院 御本尊特別開帳
通常は21年に一度しか公開されない御廟「弥勒堂」が特別に開扉され、秘仏の御本尊「木造弥勒仏坐像」に参拝できる。
◎霊宝館 高野山開創1200年記念展
「初公開! 高野山の御神宝」
3月21日~7月5日
平成16年に行われた御社(みやしろ)本殿保存修理の際に発見された懸仏(かけぼとけ)や刀剣など、高野山の開創に深く関わる丹生・狩場両明神の御神宝を一挙初公開。さらには両明神にまつわる文化財も多数紹介し、御社信仰の歴史に迫る。
◎霊宝館 開創法会期間限定特別公開
「高野山三大秘宝と快慶作孔雀明王像」
4月2日~5月21日
弘法大師が唐から投げ、高野山の松の木に掛かっていたと伝わる「飛行三鈷杵」、「聾瞽指帰」、「諸尊仏龕」の高野山三大秘宝と、「孔雀明王像」を期間限定で特別公開。運慶作の「八大童子像」も併せて展示される。
写真:森武史(もり たけし)
三重県生まれ。大阪芸術大学卒業。紀伊半島の風景を中心に撮影。写真集に「くまのみち」「絶海」「熊野修験」「神宮の森」などがある。
アイコン:「こうやくん」
高野山開創1200年 マスコットキャラクター ©こうやくんPJ
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