2024年11月22日(金)

ビジネスパーソンのグローバルスーツ選び

2016年1月12日

 ただ日本には明確な季節感があります。よってスーツ・シャツ・ネクタイの素材での組合せもチェックする必要があります。しかしこの組合せはいたって簡単です。

 原則は生地のボリューム感さえ間違わなければ安心です。

自分に合ったブランドの選び方

 読者の方からどのブランドを選べばよいのかわからない、という質問がよくあります。日本は世界でも最もブランドが揃う超激戦区の国です。海外の高価なラグジュアリーブランドから低価格が売物のファストブランドはもちろんの事、国内ブランドも入れると数千あるといわれています。ブランドもそれぞれにターゲットを設定していますが消費者側からわかり易いとは言えません。

 そこでWEDGEの読者であるビジネスマンの方のために今回、価格を縦軸に商品に占めるスーツ度の高さを横軸に、懲りずに一覧表を作成しました。まあまあ、またかと、そうおっしゃらずにご覧下さい。

 つまり上にあるブランドの方が商品価格は高くなっています。右にあるほどブランドでのスーツの商品比率が高くなります。つまりフォーマル度の高いブランドです。読者の方の社内でのポジションも含めご自身にあったブランドをお選び下さい。もちろん一つのブランドで全身を揃えるのも一つの選択肢ですが投資と同じで情報は多いほうが良いのが当然です。できればアイテム別に幾つかのブランドを組合せるのをおすすめします。ハッキリと意見をおっしゃる遺産相続権をお持ちの方がご一緒であればかなり無駄のない買い物ができる可能性は高くなります。良薬、口に苦し。ソクラテスが哲学者として後世に名を残せたのは妻のお陰であったとの名言もあります。辛さを理解できる方も多いと存じます。

 話を戻しましょう。

 今回はVゾーンの組合せ方一覧表で明日からすぐに使える実践的方法をまとめました。そして数多いファッションブランドを価格と商品比率のフォーマル度でブランド一覧表にしてわかりやすくまとめました。次回は読者の方々の体形をカバーするスーツの選び方・着こなし方法。そして小物選びについて解説いたします。では次回。

  
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