2024年7月19日(金)

Wedge REPORT

2016年2月10日

デザインはレトロ、機能は最新

 デザインで女性ユーザーに訴えかけるのに対して、男性ユーザーを惹きつけるのがスペックである。「X-Pro2」はハイブリッドファインダーに加えて、新開発のX-TransTM CMOS IIIと呼ぶ独自構造のセンサーを搭載する。従来の周期性の高いカラーフィルター配列ではなく、ランダムに近い配列にすることで必要悪だったローパスフィルターを不要にした。これにより、モアレや偽色の発生を抑え、かつ高解像度を維持している。さらにAFに必要な位相差画素の数と範囲を広げることで、一眼レフには真似のできない広い範囲での高速AFを実現している。富士フイルム独特の発色も特徴で、フィルムシミュレーションモードによって銀塩時代のネガやポジフィルムの色合いを手軽に再現できる。とまあ、これ以外にもいろいろな蘊蓄を語れるカメラに仕上がっている。

 「X-Pro2」はシャッター速度ダイヤルと同軸上にISO感度設定ダイヤルを加えた。これは銀塩一眼レフへのオマージュとなるデザインだ。

 LEICAを思わせる光学ファインダー。よく見ると左下の部分が黒く見えるが、ここにEVF小窓を表示している。

 複雑な光学系を持つハイブリッドファインダー。その構造は他社の追従を許さない。というか真似しようと思うメーカーはいないだろう。

 


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