OLYMPUS「PEN-F」は液晶モニターの特性を活かしたバリアングル液晶&タッチパネルを採用。親指をスライドしてタッチでAFエリアが選択できる
実にメカメカしいデザイン。操作系を右側に集中。前後にカスタマイズが可能なコントロールダイヤルを配置して、さらに露出補正ダイヤル、カラープロファイルコントロール用のノブを増設。
ミラーレスの明日はどっちだ
ミラーレス市場に参入しているカメラメーカーは、ニコン、キヤノン、オリンパス、パナソニック、富士フイルム、ソニー、ペンタックス、LEICA、ハッセルブラッドと驚くほど多い。今後は一眼レフユ−ザーはミラーレスに移行、コンデジユーザーはスマホに移行するに違いない。
スマホのデジカメ機能の弱点だった光学ズームが搭載できないことはツインレンズで解決、薄型化が困難と言われた光学手ブレ補正は「iPhone6」に搭載された。デジカメ並みに大型の1型センサーを搭載したAndroidOS搭載のスマホ「LUMIX CM1」も限定発売された。日常のスナップやデート、旅行の記念写真はスマホで充分、運動会やスポーツ観戦、海外旅行などのイベントではミラーレスが登場することになる。一眼レフはハイアマチュアとプロが使う特殊なカメラという位置付けになり、入門機はEVFを採用、上級機にOVFが搭載される。そんな時代が目前に迫っているのだ。
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