お金に愛される人のお財布は美しい
一方で、お金が貯まりやすい人のお財布はきれいなことにいつも驚かされます。ある女性はお母さんからもらったお財布を10年以上使っています。
【岸田美代子さん(仮名)29歳】
岸田さんのお財布は牛革製のお財布の角は丸くなり、いかにも使い込んだ様子ですが、中のお札はすっきり整理され、カードが整然と並んでいます。
そんな彼女は、家計もきちんと管理しています。ざっくりながらも家計簿をつけ、毎月の収支をおおよそ把握しています。買い物でもらったレシートはお財布に入れて持ち帰りますが、スマホのアプリを利用してささっと家計簿に入力してすぐに捨てるそうです。そのため、お財布の中にはお金とカードしか入っていません。ムダなものがなく、お金の出入りが目で見てすぐわかるようになっています。
彼女の年収はというと400万円くらい。それでも財形貯蓄や銀行の自動積み立てを利用し貯蓄も毎月続けています。30歳にして貯蓄額はもうすぐ500万円に届きそうだというのです。堅実に貯蓄ができるのは、天引き貯蓄を活用しているのもありますが、お金に好かれる体質を身につけているからだとも感じさせます。財布をはじめとした持ち物そのものは高価なものではありませんが、大事にして長く使っているといいます。丁寧に扱うので、いつまでもきれいに使い続けられ、新しいものを買わずに済むのだそうです。無駄な出費がないので手元にお金が残りやすいのです。