お金を大事にする人は人にも愛される
お金や物を大事に扱う人は、周りの人との関わりも大事にしています。お世話になった人にすぐにお礼の手紙を書いたり、ご無沙汰している人に自分から連絡を取ったりして、好感が持てるような行動が自然にできているのです。人に喜ばれる付き合い方をできるので、大事な仕事を任され、仕事を進めるうえでも周りが自然と協力します。良い成果を上げ、次のキャリアにもつながっていきます。そして、昇給などお金の豊かさももたらします。人とのつながりは財産の一つだとよくいいますが、経済的な財産も手に入れているといえます。
日本では昔から、「お金は汚い」という固定観念があります。お金が好きなことは欲張りなこと、えげつないことと思われがちで、お金を大事にすることに対して良いイメージがありませんでした。
でも、お金を大事にすることは、自分が買ったもの、自分をとりまくもの、そして自分にお金をもたらす人を大事にすることでもあります。そして、お金を使うことは、使ったお金で切り開いていく人生を愛することです。充実した人生を築いていくことは、誰にでも許される権利です。お金は、その手段の一つにすぎません。
お金にも人にも愛される体質は、自分のお金や物、人に対する接し方によって得られます。人間関係に疲れたとき、なんだかお金が思うように貯まらないと感じたときには、一度自分のお金の使い方を見つめてみるのもよいかもしれません。最近ムダ遣いが多いなと思ったら、人にもきつくあたっているサインかもしれません。
(企画・編集協力SAKU)
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