取材後、堀さんからメールをいただきました。ご本人の了解のうえ、下記に掲載します。
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面接官である私が「現職の社長(又は部長)になったら、どのようなことをしたいか?」と尋ねたとき、「評価の高い回答」「評価の低い回答」をそれぞれ2つ挙げて、説明をします。
【具体的な面接事例】
現職の社長(又は部長)になったら、どのようなことをしたいか?
-評価が高い回答例その1
「全社の業務フローを整備したい。当面は、短期間に急激に組織を大きくしていきたい。本来であれば、人数の増加につれて業務フローも整備すべきだったが、その業務フローの整備ができておらず、業務上の非効率やミスがでている」
→【堀コメント】全社目線で課題を把握し、解決策を提示している
-評価が高い回答例その2
「コストセンターにも、PL予算を持たせるべきだ。今のチームはコストセンターであるため、PL予算をもっていない。そのため、「コストセンターなんだから収益は生まなくてもいいんだ」という意識が芽生え、気持ちが顧客から離れている。PL目標をもつと、メンバーの責任感が高まる。結果として、メンバーの意識改革がしやすくなる」
→【堀コメント】所属チームで発見した課題を深堀りし、全社レベルの解決策を提示している
-評価が低い回答例その1
「まだ、アプローチできていない顧客が多い。今までアプローチできていなかった〇〇ジャンルの新規の顧客を開拓したい」
→【堀コメント】解決策を考える前段階で、課題の深掘ができていない。目線の低い一般社員でも容易に発見できるレベルの課題である。
-評価が低い回答例その2
「取り扱いの商品数を増やせば、売上が伸びるはず。商品ジャンルを増やしていきたい。」
→【堀コメント】解決策を考える前段階で、課題の深掘ができていない。目線の低い一般社員でも容易に発見できるレベルの課題である。
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