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2人で突き刺さるようなタックルそれにチーム13人が見守る。いや、約150人の部員のすべての心のブロックチェーンが見守る。それに可視化できないクラウド応援も加わっていた(写真・小平尚典、以下同)
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天理のフォワードの速いパスがゲームの組み立てをする基本である。そのスピードは大学で一番だ。つまり一体感がすばらしい。決勝戦はバランスが微妙に崩れてしまった。学生ラグビーの難しいところだ。若いチームなので来年の成長が楽しみだ
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明治のスクラムハーフからフルバックへの防御的な攻撃パス。フルバックの山中のキックは出来が悪いと本人が言っていたが、チームにとって力強い確実なキックはたくましい。だから前に出ていけるのだ。これこそが北島イズム
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明治は天理のフォワードを上回る、素晴らしい非中央型意思決定チームになった。だからラグビーは面白いスポーツということをよりアピールしたい
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天理はこの決勝を実に面白くした。王者帝京を破ったことは一つの歴史のカーテンを開いた。オールジャパンもぼやぼやしていてはならない。元エディジョーンズ日本監督も日本を暖かく見守る。それは日本ラグビーの魅力なのだ。きっと新しい進化するラグビーを2019年ワールドカップに示してくれることだろう