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速水 亨(Toru Hayami)
速水林業 当主 森林再生システム 代表取締役
1953年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、東京大学農学部林学科研究生を経て家業の林業に従事。2000年に日本で初の森林管理協議会(FSC)認証を取得。現在は日本森林管理協議会(FSCジャパン) 副代表も務める。
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<上>切り倒した木にワイヤーを掛けて集材するオーストリア製のタワーヤーダ。速水林業は日本で最も早くタワーヤーダでの搬出システムを導入した。<中>タワーヤーダで搬出した木を掴んで集材する車両は南アフリカ製のスキディングローダー(手前)。<下>タワーヤーダを操作していた北川皓紀さん(22歳・右)とスキディングローダーを操作していた奥村将光さん(46歳・左)。北川さんは「身体を動かす仕事に就きたかった」と就職の動機を笑顔で話してくれた
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製材作業に臨む塩﨑さんの顔つきは、それまでの柔和な表情から一転して真剣そのもの。手際よく製材する様子は、まさに「職人技」だった
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苗木の育成は「自然の力」に委ねている。過去には水やり用のスプリンクラーを設置していたが、現在は使用していないという
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日光が差し込んだ時には葉が明るく輝いていた。木の香りが漂い、小鳥のさえずりが聞こえる林道を歩く時間は〝非日常〟に感じられた
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<上>経験値と科学的視点を融合させながら森林経営をする速水亨さん <下>240種類を超える豊かな植生を誇る大田賀山林