秋山真之に学ぶ名参謀への道
日露海戦を勝利に導いた軍略家として名高い秋山真之。その活躍ぶりは司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』によって広く知られている。東郷平八郎をして「智謀湧くが如し」と言わしめた秋山の軌跡を辿ると、組織において参謀という存在がいかに大切かが分かる。 翻って、現代の企業にも秋山のような名参謀が必要である。大手航空会社で企業参謀としての研鑽を積み、歴史上のリーダーについても著書の多い著者が、秋山真之の軌跡を読み解きながら名参謀への道を説く。
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最終回 参謀は育てるもの
2009/12/26 三浦康之人気連載も、いよいよ最終回。名参謀・秋山真之の軌跡をたどり、著者がその会社人生を賭けて導き出した「企業参謀の十戒」とは?
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(5)戦務と戦略の平行講義
2009/12/19 三浦康之戦術を論ずるのは華やかで面白い。しかし縁の下の力もち「戦務」の支えがなければ戦術は生きない。秋山が構想した勝つための2元構造とは?
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(4)企業参謀への近道
2009/12/12 三浦康之秋山真之が愛国心で海戦を見事に戦ったネルソン提督の行動哲学を実践したように、企業参謀も「人を愛し、国を愛し、勤めを愛する」べきである。
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(3)発想の順序は「基本から応用」
2009/12/05 三浦康之偶然をすら勝利に変える。そのチャンスは、基本の押さえ方で決まる。名参謀・秋山真之が確立した“戦う力”を現代企業に活かすには?
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(2)理論構築は不断の努めあればこそ
2009/11/28 三浦康之いずれ「実施」する日を想像しながら、倦まずたゆまず自己啓発を続けた秋山。直接関わらなかった戦いまで分析・報告していた彼の執念。
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(1) 名参謀になるための素質と環境
2009/11/21 三浦康之日本海戦を勝利に導いた明治海軍の名参謀・秋山真之。国家鳴動の時代、腕白坊主だった彼がのちに天才軍略家になりえた素質と環境とは?
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