Wedge REPORT
ビジネスの現場で日々発生しているファクトを、時間軸の長い視点で深く掘り下げて、日本の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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これが「科学技術立国」の足元
2017/11/27 木寅雄斗資金も、時間も、安定もない。それが国立大学の研究者たちの実態だ。その影響は既に論文数の減少、大学ランキングの低下と、如実に現れ始めている。日本の科学の未来には、暗雲が立ち込めている。
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資源小国のエネルギー安保、国家百年の計で取り組め
2017/11/27 金子熊夫来年7月に日米原子力協定の満期を迎える。自動延長の公算が濃厚であるが、核燃料サイクル政策は課題が山積だ。再処理工場の稼働はもとより、高速増殖炉の開発計画など長期的な視点で腰を据えて取り組まなければならない。
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2017/11/25 藤波匠人口減少と高齢化の進む日本では、街の中心部に行政機能や居住地域を集約する「コンパクトシティ」化を進めている。しかし、その実態は逆行しており、居住エリアの拡大をさらに助長する農地転用も、この夏規制のタガが外れた――。
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2026年のW杯をターゲットに据えた理由
2017/11/17 WEDGE Infinity 編集部設立から25年、地域密着を理念に歩んできたJリーグが、数年前から東南アジアを中心とした海外展開に積極的に乗り出していることをご存知だろうか。ASEAN出身の選手がJリーグで活躍し、すでに経済効果も生まれている。こうした「アジア戦略」の狙い…
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2017/11/11 風樹茂キューバ危機では為政者の意思と無関係に勃発し拡大した第一次世界大戦を描いた『八月の砲声』(ちくま学芸文庫)が、核戦争回避に役立ったことが知られている。ケネディ大統領が愛読していたのだ。では、北朝鮮危機を前に読むに値する本は何か?
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2017/11/10 島澤 諭政権再交代以降、若者世代で自民党に投票する者の割合が高まっているのならば、同時に若者世代の自民党支持も増えていると言えるのだろうか。
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じゃらんリサーチセンター 沢登次彦センター長
2017/11/10 WEDGE Infinity 編集部「地方創生」「地域活性化」が叫ばれて久しく、知見も蓄積されてきている一方、まだまだ試行錯誤している地域は多い。押さえるべきポイントは一体どこにあるのだろうか。
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2017/11/08 WEDGE Infinity 編集部高齢化、食生活の多様化によって「食と健康」への関心が高まるなかで、健康や美容に良い生活を送りたいということから、「美味しい食事」、「食べたい食事」を我慢している人が少なくない。そこで、タイガーが創業以来培ってきた「熱コントロール技術」を核…
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2017/11/01 浅野有紀農業人口の著しい高齢化により大量離農時代を目前に控えた日本。そんななか、IT技術を利用して農業を効率化し、新たな農業従事者を増やそうとする取り組みが各地で広がっている。
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2017/10/29 樫山幸夫「強者どもの夢の後」、「戦い済んで日が暮れて」-。今の永田町の雰囲気はまさにこれだろう。筆者の独断と偏見による「損得番付」を〝編成〟、今回の選挙を振り返ってみたい。
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予防、防護、駆除の3本柱
2017/10/27 田中淳夫鳥獣害対策は取られているものの被害額は相変わらず大きいままだ。背景にあるのは〝初歩的〟ともいえるような間違いだ。「被害ゼロ集落」の取り組み事例を紹介する。
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2017/10/24 島澤 諭民進党が突然の希望の党への合流を決め、選挙目当てに逃げ込んだ先の希望の党が惨敗し、分裂した立憲民主党や無所属議員が健闘したことから、今後、野党の再編を巡る騒動が勃発するのは想像に難くない。しかも、今回の選挙でも政策論争が行われた形跡は全く…
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2017/10/24 葉田邦夫防衛省・防衛装備庁は2018年度から複数隻の建造を予定している汎用タイプの新型護衛艦の主事業者として三菱重工業を選定した。三菱重工にとって海上自衛隊向け護衛艦の受注は実に4年ぶり。
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「シーナと一平」(東京都豊島区)
2017/10/20 WEDGE Infinity 編集部顔が見えるから楽しくなる――。町ですれ違う「面白い誰か」も、知らなければ「ただの人」のまま。顔の見える関係ができれば、「面白い人」になる。「シーナと一平」は、そんな関係作りの場所になっている。
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2017/10/18 勝俣範之がん検診の検診率は上がらず、がん診療連携拠点病院でさえ最善の医療を提供できている、とは言いきれない。巷(ちまた)では科学的エビデンスのない治療が横行する。日本のがん対策は、まだまだ向上できるはずだ─。
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2017/10/16 WEDGE Infinity 編集部人口約15万人の栃木県足利市が近年、映画やドラマのロケ地として人気を博している。映画『ちはやふる』や『64』、来年公開予定の『今夜、ロマンス劇場で』など、注目作品の撮影チームがひっきりなしにロケを行っている。その理由は「地の利」「町並み」…
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2017/10/12 崔 碩栄外国人の地方参政権付与に反対することが即ち「不寛容」であり、「多様性の否定」だろうか? 当事者の外国人たちもみんなそう思っているだろうか? 答えは「NO」である。
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現役投資アドバイザーが敗因分析
2017/09/29 桂木麻也東芝、日本郵政、LIXIL……。大型の海外M&Aを実行した日本企業で、減損を出したり撤退したりするケースが目立つ。現役投資アドバイザーが敗因を検証する。
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2017/09/28 浅野有紀がんの三大治療(手術、放射線治療、薬物療法<抗がん剤など>)に加え、新たな治療法として話題の免疫療法。これが効果を認められぬまま自由診療で高額提供されていることが問題となっている。
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