著者紹介

【韓国情勢を歴史から見る】没落確実な尹錫悦大統…

韓国の尹錫悦大統領の「非常戒厳」発令は、軽挙妄動であると素人目でさえ感じた。成果ゼロの武力発動、混乱だけ残したのでは、国政のリーダーの資格はないだろう。しかし重要な隣国に対するわが国のまなざし・姿勢には、いささか釈然としないことはある。

＜対中政策は日本立国の基本＞「白か、黒か」の視…

台湾海峡や尖閣諸島、靖国神社の問題など、日中の抱える長期的な問題への対処は容易ではない。だが、中国に日本の理論を振りかざしても通用しない。関係再構築のために必要な視点とは。

韓国はなぜ、北朝鮮問題で米国の足ばかり引っ張る…

京都の清水寺では、毎年恒例の行事「今年の漢字」の発表があった。今年は「北」である。どうやら北朝鮮の脅威・危機が主な理由らしい。今年の日本人にとって「北」の問題がいかに重大だったかを示して余りある。けれども「北」ばかりでよいのか。へそ曲がり…

歴史で解き明かす中国とロシアの「正体」

ウクライナ問題以降、中露の蜜月ぶりと一方で根本的な相違も指摘されるが、決定的に決裂しない要素を、両国は共有しているように思われる。

盗難仏像返還差し止め 対馬も「我が領土」 …

仏像返還要求に応じず、対馬そのものの返還を主張する。そこには、中国に傾倒し、日本を軽視する韓国の「華夷秩序」の姿がむき出しに―。

尖閣のみならず沖縄までも 領有権を主張する中…

尖閣をめぐる緊張のなか、中国からは沖縄もその支配下にあるとの声も。中国の領土観念と語彙の概念を知れば、その理不尽の深層が垣間見える。

薄熙来失脚事件はデジャブ？ 明・清のあいだで…

大方の整理がついたように思われる薄熙来事件。しかし、歴史上くりかえし問われてきた「右か左か」という問題の本質は解決していない。

金正恩時代の朝鮮半島 短期的動揺あっても大変…

金正日逝去以降、朝鮮半島に大変動が起こるかの報道が多い。だが、中朝関係を歴史的に振り返れば、現状維持の可能性が高いと筆者は言う。

終わらない中国の民族対立 その深層

今月、米国のある委員会が中国の人権弾圧は世界で最大・最悪だと評した。のみならず、民族対立も辛亥革命から百年経っても終わっていない。

130年前に予測？ 中国版新幹線の衝突事故

事後処理を含めて、日本人を驚かせた中国版新幹線の衝突事故。実は130年前、まるで今回の事故を予測していたかのような中国人官僚がいた。