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2019/08/27 宮下洋一
記録的な猛暑に覆われるヨーロッパで、山火事被害が相次いでいる。地球温暖化による異常気象が原因と考えられる一方で、山火事のほとんどは人為的災害によるものともいわれている。
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2019/08/05 宮下洋一
フランスで、十年以上にわたり植物状態に陥っていた男性が、延命治療の停止により死亡した。これは日本でも行われている「尊厳死」に当たるが、フランスでは治療を中止したことが物議を醸している。
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2019/06/20 宮下洋一
5年に一度の欧州議会選が先月行われ、親EUの2大会派が弱体化し、「緑の党」と「欧州懐疑派」が躍進した。この背景には、欧州政治に対する若者たちの意識変化がある。
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2019/03/27 宮下洋一
およそ1年半前に、州議会による「一方的独立宣言」を発表したカタルーニャ政府。同州の分離独立をめぐる活動で逮捕された前州副首相らの公判が最高裁で始まり、被告人全員の釈放を訴えるバルセロナでのデモには約20万人が集まった。
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2019/02/05 宮下洋一
昨年12月、ドイツで第三の性「インターセックス」を認める改正案が可決された。欧州で初の公式認定となり、今後、他国でも認定が進むと考えられるが、そこには社会的差別の懸念も存在する。
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2018/12/17 宮下洋一
英国のEU離脱協定を巡り、英国とスペインの間で「ジブラルタル」問題が過熱した。ジブラルタルとは、一体どのようなところで、両国間の争いとは何なのか。
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2018/11/28 宮下洋一
2020年の東京五輪・パラリンピックの暑さ対策としてサマータイム制度の導入議論が話題になったが、長らくサマータイム制度を導入している欧州では、EU市民を対象に実施したアンケートで約84%が制度に反対しているという結果が出た。
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2018/07/11 宮下洋一
カトリック教徒が8割のアイルランドで妊娠中絶を禁止する法が改正されることとなった。中絶を認めない国が各地にある中、アイルランドの革命に注目が集まっている。
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2018/05/29 宮下洋一
南米チリの教会で幼少期に神父から性的虐待を受けた男性3人に対し、ローマ法王が直接謝罪したことがニュースとなった。だが、この事件は氷山の一角に過ぎない。
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2018/05/16 宮下洋一
高齢者の孤独問題が急増しているオランダ。その打開策として政府は、地域の意識改革や草の根運動を促進するための支援を開始した。
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2017/12/25 宮下洋一
ナチスに虐殺されたユダヤ人犠牲者を追悼するホロコースト慰霊碑のレプリカが、ドイツ右派政党党首の自宅前に建てられた。建設したドイツ戦略的芸術家集団の意図とは。
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2017/09/28 宮下洋一
世界を騒がせた英国のEU離脱「ブレグジット」――。世界経済やEUの単一市場経済への影響が懸念されているが、ブレグジットの影響は経済的なものだけではない。
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2017/09/22 宮下洋一
先月バルセロナで発生した、歩行者にワゴン車が突っ込むテロ事件。過去の教訓を生かした警察の対応は賞賛に値するが、テロに対する市民の意識変化にも注目すべきだ。
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2017/08/08 宮下洋一
スペインでは公共の場での授乳が増え、議論が巻き起こっているが、公共の場での授乳は、男女間の性的意識の問題だけではなく、国の文化や価値観、年齢など多くの問題も絡んでいる。
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2017/07/24 宮下洋一
5月の仏大統領選で極右のルペン氏が敗れ、中道派のマクロン氏が当選した。だが、治安悪化への国民の不満は大きく、いつ極右の火種がぶり返しても不思議ではない。
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2017/05/30 宮下洋一
不妊治療技術の発達により、60歳を超える高齢出産も可能になった一方で、倫理的、宗教的な問題も指摘されている。高齢出産は誰のための幸福か――。
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2017/05/25 宮下洋一
スペイン北部バスク地方の武装組織「ETA」が武装解除し、58年にわたる活動を終えたが、テロ活動を支持する人々はまだ多く潜んでいる。本当に問題は解決したのか。
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2017/02/20 宮下洋一
今年1月にフランスで施行された勤務時間外メール禁止法に、賛否両論が沸き起こっている。仕事から開放される時間を多く持つことが、果たして幸福の証なのか――。
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2016/10/02 宮下洋一
国内でテロが立て続けに起きているフランス。フランスの内務省や国防省は、警備体制の限界に頭を悩ませており、国民は成果が出ないテロ対策への不満を抱えている。
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