著者紹介

弓野正宏 （ゆみの・まさひろ）
　早稲田大学現代中国研究所招聘研究員

1972年生まれ。北京大学大学院修士課程修了、中国社会科学院アメリカ研究所博士課程中退、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。早稲田大学現代中国研究所助手、同客員講師を経て同招聘研究員。専門は現代中国政治。中国の国防体制を中心とした論文あり。

  • 防空識別圏設置で証券業界が恩恵を期待 日中摩…

    2013/11/26 弓野正宏

    中国が発表した防空識別圏。日本での懸念をよそに、中国国内ではその設置が支持され、それどころか軍需産業の株価上昇の期待さえ出ている。

  • 中国軍の時代錯誤な世論誘導

    軍のご意見番が主張する「新たな戦場」

    2013/11/22 弓野正宏

    「ご意見番」として中国内外から注目を浴び続けている将軍が、イデオロギー闘争について極めて保守的な意見を主張した。

  • 3中全会の経済改革議論は五里霧中 習近平経済…

    2013/11/11 弓野正宏

    3中全会が9日に開幕したようだが、鳴り物入りで開かれたはずの会議の様子が全く伝わって来ない。経済政策の在り方を巡る議論の行方は…

  • 中国最大の危険は国内にあり！ 天安門事件の切…

    2013/10/30 弓野正宏

    このところ中国の習近平政権は、大いに危機感を持って党と庶民の関係改善を求める政治活動を行っているが、それは軍においても同様だ。

  • 中国ではネット世論監視に200万人動員中

    治安維持のネット監視が資格ビジネス化も

    2013/10/16 弓野正宏

    北京を拠点とし比較的リベラルなスタンスで購読者を獲得してきた『新京報』。ネットに対する政府の世論監視の現状記事が話題を呼んでいる。

  • 中国軍 自作自演のお手盛り軍事演習 軍機関紙…

    日本で伝えられる勇壮な演習の裏側

    2013/10/08 弓野正宏

    軍のプロパガンダを担う新聞紙として勇壮な情景を国民に見せつけ、愛国の情や国防の重要性を訴える『解放軍報』に、異例の記事が掲載された。

  • 株式調達で空母建設は 中国流「愛国」

    2013/09/17 弓野正宏

    中国造船大手、中国船舶重工の株式発行の通知が、空母建造のための株による資金調達と話題を呼んでいる。その実態は…