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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑩(MOON-X)
2020/12/04 永井隆新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年、外食産業は大きなダメージを受けたが、スタートアップのMOON-Xはオンラインだけで自社ブランドのクラフトビールを販売する。ウイズコロナ、デジタルトランスフォーメーション時代に新しいビジネスモデ…
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑨(コエドビール・後編)
2020/10/23 永井隆地元産品を原料とする「テロワール」を売りとするコエドビールを展開する協同商事が地ビールブーム衰退を乗り越えられたのは、娘婿として経営に参画した朝霧重治社長による〝変革〟があった。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑧(コエドビール・前編)
2020/10/01 永井隆酒税法の見直しでビールの税額が下がり、商品の魅力創出に注目が集まる中、地元産品を原料とする「テロワール」を展開するのがコエドビールを展開する協同商事だ。川越特産のサツマイモを使うところから事業が始まっている。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑦(伊勢角屋麦酒・後編)
2020/07/29 永井隆「目標は世界一のビールをつくること」。クラフトビール「伊勢角屋麦酒」を展開する二軒茶屋餅角屋本店の鈴木成宗社長は、1997年に逆転策を模索し、2003年にオーストラリアの世界大会で金賞を受賞する。それでも売り上げが好転することはなかった。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑥(伊勢角屋麦酒・前編)
2020/07/15 永井隆酵母を主体としたクラフトビール「伊勢角屋麦酒」を生産する二軒茶屋餅角屋本店。鈴木成宗社長が自ら伊勢市の森から採取した野生酵母も使用されている。創業1575年で、お伊勢参りの参拝客にきなこ餅を供する餅屋の21代目がなぜ製造し始めたのか。
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2020/05/15 永井隆
新型コロナウイルスの影響で、ビール類の市場構造が大きく変わってしまった。ビール大手4社が発表した4月の販売実績で、構成比はビールが3割前後と昨年1年間の48%から大きく縮小、対して第3のビールは55%へと大きく伸張して逆転した。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか⑤(サッポロビール・後編)
2020/04/03 永井隆北海道空知郡上富良野町にあるサッポロビールの研究所にて、品種開発がスタートしたのは1974年。10年に及ぶ奮闘により世に出たものの、ソラチエースが日本で脚光を浴びることはなかった。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか④(サッポロビール・前編)
2020/03/06 永井隆自社開発したホップが世界のクラフトビール醸造家から高い支持を得ているサッポロビール。買収した米クラフトビール社製品の国内販売も、3月から開始した。しかし、「クラフトビール」という看板を、一度は下げている。果たして何を狙っているのか。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか③
2020/02/14 永井隆「グローバルに展開するからこそ、ローカルを大切にするのです」。フクロウのロゴがついた「常陸野ネストビール」を展開する木内酒造(茨城県那珂市)は、1999年と早い段階から輸出をしている。
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クラフトビールは日本のモノ作りを変えるのか②
2020/01/16 永井隆なぜキリンは未知の領域であるクラフトビールを始めたのか。そこにはビール、発泡酒、第3のビールと3層あるビール類の税額格差を2020年10月から3段階で統一していく酒税改正や、若者のビール離れに対抗する多品種少量生産の拡大といった戦略があっ…
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2020/01/03 永井隆
気がつけば、「クラフトビール」が外食を中心に勢いを増している。メーカー数はこの3年間で倍増の400社を超えた。特に若者から支持を受けているのだが、クラフトビールは我が国に新しいモノづくりを創出し、従来型流通からの脱却への突破口となるのか。
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2019/09/14 永井隆
スズキはトヨタ自動車と資本提携する。1930年生まれの鈴木修スズキ会長が下した、場合によっては最後となる大きな決断だ。鈴木修会長流の「大に呑み込まれない」提携戦略を目指すが、これまで米GMとは長期的に良好な関係を築けた一方、独VWとはすぐ…
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2019/06/27 永井隆
ルノーとのせめぎ合いを経て、株主総会で統治改革に関わる定款変更が可決された日産自動車。しかし、経営の独立性を確保したい日産と、日産を経営統合したいルノーとの攻防は、これから激化していくのは間違いない。この先、どこへ向かっていくのか。
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