「世界情勢」の最新記事一覧
-
2018/06/12 岡崎研究所イラン核合意から離脱した米国は、イランへの圧力行使をした上で、米国からの12の項目に応じるなら制裁を解除すると発表した。これに対しEUは米国の一方的な離脱は合意違反とし、抵抗する構えを示している。
-
2018/06/11 岡崎研究所NATOはGDP比2%の防衛費を定めているが多くの国が未達成であり、トランプ大統領は達成を強く主張している。文明の絆や平和に貢献するためにもNATO内での不公平は排除すべきと述べているが、自身はイラン核合意離脱・貿易戦争など相反する政策を…
-
2018/06/08 岡崎研究所米朝首脳会談をめぐる一転二転の決断の変化はトランプ大統領の気まぐれか、金委員長の迷える行動が原因なのか。ひとつ言えることは、米国側が北朝鮮との直接対話を求めているところには一貫性が見られる。
-
2018/06/07 樫山幸夫ロバートF・ケネディ氏といっても、今の若い人には、なじみが薄いかもしれない。暗殺されたジョン・F・ケネディ米大統領の実弟といえば、「そうか」と思う人もいるだろう。兄の政権で司法長官をつとめ、その死後、遺志を継ごうとしたものの、大統領選の最…
-
2018/06/07 岡崎研究所米国のポンペオ長官と中国の王毅外相が5月初めて外相会談を行った。南シナ海・台湾・米朝首脳会談等、多岐に渡る内容だったが率直な話し合いとなり、再度ポンペオ長官が北京で会談する予定も決まり東アジア情勢は大きく動いている。
-
2018/06/06 崔 碩栄北朝鮮の非核化と体制維持が実現されることはあっても、その結果として平和の時代が訪れることは不可能である。少なくとも北朝鮮という「国家」においては。なぜなら、北朝鮮の体制維持と北朝鮮の人権の改善は同時達成が不可能だからだ。
-
2018/06/06 岡崎研究所福島県で5月に行われた第8回太平洋・島サミットでは、従来の開発・発展等に加え、安全保障と戦略が言及された。中国の進出を意識・北朝鮮問題を意識した宣言であり、国際社会での平和的連携を改めて強調したサミットとなった。
-
2018/06/05 岡崎研究所5月中旬のイラク総選挙では大方の予想を覆しシーア派勢力が与党となった。宗教色を出さずに汚職・治安・生活インフラ等を訴えたことが支持に繋がった。スンニ派のイランよりシーア派のアラブ諸国との関係強化の姿勢もうかがえ、中東の勢力均衡に期待が寄せ…
-
2018/06/04 岡崎研究所リベラリズムとは何なのか? 何よりもそれは個人の自由を意味するが、他人の自由も尊重することによって、文化的多様性の許容、他者の価値観への寛容性にもつながるものである。
-
2018/06/01 岡崎研究所米国大使館は5月中旬にエルサレムへ移転された。パレスチナでは抗議デモが起こり、これに対してイスラエルは実弾射撃をし、死傷者がでた。問題はイスラム対イスラエルにまで広がり、欧州でも非難が寄せられた。反ユダヤ主義の強まりが懸念されている。
-
2018/05/31 樫山幸夫トランプ米大統領が5月24日、いったん中止する意向を表明、しかし翌日には手のひらを返したように再び実現への期待感を表明した。あっけにとられながら展開を見守っている人も多かろう。こうなれば、政治的な駆け引きというより、もはや児戯に等しい。
-
2018/05/31 大元よしきクジラとの衝突によってヨットを失い、命まで失いかけた全盲のヨットマンが、いま再び太平洋横断の夢にチャレンジしようとしている。なにが彼を駆り立てているのだろうか、なぜ生命を賭してまで挑むのか、その根源に迫りたい。
-
2018/05/31 田村明子今年のニューヨークでは、振付師ジェローム・ロビンスと、作曲家で指揮者のレオナルド・バーンスタインの2人の、ダブル生誕100周年記念で盛り上がっている。この2人の名前を聞いてあまりピンとこない人でも、ミュージカル「ウェストサイドストーリー」…
-
2018/05/31 岡崎研究所5月のマレーシア総選挙で対中傾斜政策のナジブ氏を破り、マハティール元首相が返り咲いた。新政権の先行きは不透明で選挙公約には財政上の懸念が寄せられているが、中国に対して強い発言をしているマハティール氏は東南アジアで良い手本となるだろう。
-
2018/05/30 水谷竹秀昨年12月にフィリピンのマニラ湾沿いに設置されたフィリピン人慰安婦像が、4月に撤去された。日本に配慮した格好となったこの撤去に、両国で波紋が広がっている。
-
2018/05/30 岡崎研究所昨今のロシアによる国際法を無視した行動に対し、5月初旬に米国・フィンランド・スウェーデンは防衛協力強化の趣意書に署名した。NATO・EUとの連携をより強化し、対露政策の一部である北極への戦略も今後は注視される。
-
2018/05/30 花田吉隆5月12日に東ティモールで総選挙が行われ、28日に最終結果が公表された。与野党逆転が確定し、それまで野党党首だったシャナナ・グスマン元首相が改めて政権を担当する。
-
2018/05/29 宮下洋一南米チリの教会で幼少期に神父から性的虐待を受けた男性3人に対し、ローマ法王が直接謝罪したことがニュースとなった。だが、この事件は氷山の一角に過ぎない。
-
2018/05/29 岡崎研究所4月下旬から安倍総理は中東を訪問した。日本の中東での役割の一つに「平和と繁栄の回廊」構想がある。パレスチナ・イスラエル・ヨルダン・UAEの四者会談は10年以上続くもので、中東和平の当事者間の対話の機会を提供する意義のあるものとなっている。
-
2018/05/28 岡崎研究所中国の習近平国家主席とインドのモディ首相は4月下旬に非公式な首脳会談を行い、平和的・安定的でバランスの取れた中印関係を目指すと表明した。しかしインド太平洋地域における中国の影響力増大に変わりはなく、「雪解け」は一時的なものと考えられる。
|
|
|
