FBIが捜査に入る？
一方でサンダース氏の周辺には現在FBIによる調査の手が迫っている。その理由とは、妻であるジェーン氏がバーリントン・カレッジの学長を務めていた間に銀行から受けた670万ドルの融資に、以前バーリントン市長であったサンダース氏が「圧力」をかけたのでは、というものだ。この問題はバーモント州内のトランプ支持者によって追求され、FBIが調査に乗り出した。
これについてサンダース氏は「全く馬鹿げたこと」と一蹴。ロシアによる選挙戦の操作はあったのか、トランプ氏とロシアの関係は、などの一連の問題についてはトランプ氏がFBIのコミー長官を罷免してまで調査を免れているのに、「正当な銀行の融資業務に疑問を挟むのは政治的動機に基づくもの」と訴える。
トランプ氏はと言うとなぜか今頃になって「民主党候補選びでヒラリー・クリントンは卑怯な手を使ってバーニー・サンダースに勝った。バーニーにとって不公平だ」と再びツイッターを流した。その意図は不明だが、サンダース氏の名前を挙げることで世間の注目をサンダース夫妻への疑惑に結びつけたかったのかもしれない。サンダースVSトランプの第二幕はまだこれからだ。
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