赤坂英一の野球丸

2017年8月23日

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来年で〝100歳〟を迎える夏の甲子園

 「しかし、この間、東海大会の3度目の優勝を逃したとき、私は号泣しましたから。監督室で涙が枯れるまで泣きました。それだけ、泣いて泣いて、その日からすぐにまた練習を始めたんです」

 甲子園歴代最多の64勝を誇る智弁和歌山・高嶋仁監督(71歳)も、2回戦で大阪桐蔭に敗れた直後、すぐさまリベンジを宣言した。

 「(大阪桐蔭を)たたくまでは辞められん。今度こそはたたきますよ。春も夏も出てこんとアカン。たたかんと智弁の名がすたるわ」

 熊本・秀岳館を率いて4季連続甲子園出場、3季連続ベスト4に進出した鍛治舎巧監督(66歳)は、県大会に優勝した直後に退任を表明した。が、甲子園で広島・広陵に敗退したあと、「できることなら、また甲子園に戻ってきたいという気持ちはある」と他校への移籍をほのめかす発言もしている。

 来年でちょうど〝100歳〟を迎える夏の甲子園、熱く燃えているのは高校球児たちだけではない。彼らを指導する老将たちもまた、飽くなき戦いを続けている。

  
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