バブルを招くほどにここに投資する人々がいる
ただしこうして膨らみ切ったバブルがいつか弾けるのか、結局は当初の目的通り「世界中の人が集まり交流し品物やコンテンツが売買され、ビジネスオフィスも建設される」VR内の都市は実現できず、第2のセカンドライフになる可能性も十分にある。
しかしデセントラランド社のHPではすでに中国語、韓国語バージョンも存在し、日本でも紹介するメディアがある。現時点でジェネシス・シティは一般公開はされておらず、仮想通貨を購入する会員限定の空間だが、デセントラランド社では近い将来この空間を一般公開し、誰もが訪れることのできる場所にする、としている。そうなった時、多くの人が訪れ、交流し、楽しみを求め、ビジネスを行う上ですでに土地を購入しているユーザーとそうではなくただ訪問するユーザーの間で大きな利益の差が生まれる、という希望の元、バブルを招くほどにここに投資する人々がいるのだ。
ジェネシス・シティのような企画は今後も次々に生まれることが予想される。その中で本当に人々に広く利用され、多くの利益やビジネスチャンスを生み出すVR空間は登場するのか。VR、ARはまだこれからが本当の発展とその有用性が試される段階だ。
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