WEDGE REPORT

2019年4月10日

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落とし物には要注意!拾ってはいけない

お金が落ちている

 ウクライナで良く使われる手で、私もキエフの街中で被害に合いそうになった。街中を歩いていると前から来た人が、路上を指さしている。見ると輪ゴムで巻いたお札が落ちている。拾ってはいけない。拾ったら、直ぐに落とし主が現れる。当然前から歩いて来て指さした奴とはグルだ。だって、指さす前になぜ自分で拾わないのか不思議でしょ。落とし主は、「俺の金だ。ありがとう」と言い、お札の勘定を始める。「金が足らない。お前が取ったのだろう」と因縁を付けられ、取ったとされる額を支払わされることになる。

指輪だ!警察に届けよう

 早朝のパリ。ルーブル美術館の近くを散歩していたら。前から来たおばさんが路上を指さしている。見ると指輪が落ちている。まあ、危ないから拾わない。そうするとおばさんが拾って、話しかけてきた。フランス語は分からないが、どうも「この指輪は価値があるものよ。警察に届けなければだけど、私は時間がない。あなた届けれくれない。届けるとお礼がもらえるから、その一部を私に今くれない」というようなことを言っているようだ。当然お断りしたが、そういう手もある。

手に取ってはいけない

 落とし物ではないが、米国の空港、地下鉄車内などで座っていると、膝の上にものを置いていく人がいる。鉛筆とか小さなおもちゃとかだ。これを手に取ってはいけない。物売りなのだ。慈善事業に売り上げの一部を寄付すると称しているが、事実かどうかは分からない。手に取れば買う意思があるということになる。手に取らなければ、1、2分後に回収に来るだけで終わる。買ったことはないが、多分数ドル程度だろう。君子危うきに近寄らず。

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