トランプのウイニング・ストラティジーとは
加えて、トランプ大統領はウイニング・ストラティジーを確立しています(図表)。それはリーダー、スローガン、標的となる有権者及び戦略から構成されています。
まず、元司会者兼プロデューサーのトランプ大統領は、自身を愛国心の強いリーダーとして描いています。
次に、再選に向けて新しいスローガン「米国を偉大なままに」を打ち出しました。東部ニューハンプシャー州マンチェスターで8月1
トランプ大統領が標的としている有権者もみてみましょう。同大統領は主として白人労働者、退役軍人、キリスト教右派及び白人至上主義者を意識した言動をとっています。いわゆる、白人中心の「単一文化連合軍」です。
そして最も重要なのが戦略です。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、トランプ陣営は2016年米大統領選挙で1000万人の有権者リストを作成しました。その後、有権者リスト者数を3300万人まで増やしました。同陣営のブラッド・パスケール選対本部長は、来年の投票日の11月3日までに5000万人まで増加させると語っています。
前で紹介した米FOXニュースの世論調査によれば、
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