2024年2月25日(日)

Wedge REPORT

2021年3月11日

MAP ②
三陸道

陸前高田~気仙沼

 

 「高田松原津波復興祈念公園」を海に向かって進み、防潮堤を上ると、献花台越しに一面の海が広がる。かつて白砂青松で知られた「高田松原」。今の姿を眼前にすると、夏場には海水浴客でにぎわう美しい海岸の面影は全くない。しかし、海岸では松原の再生に向けた植樹プロジェクトがスタートしている。時間はかかるかもしれない。しかし、それこそが陸前高田のアイデンティティを取り戻すことにつながるのだろう。

 

 陸前高田市民に勇気を与えた「奇跡の一本松」。枯れてしまったものの、保存処理が行われて復活した。この日は、まっすぐ立って歩けないほどの強風が吹いていたが、一本松は揺らぐことなくそびえ立っていた。

 

 陸前高田でも宅地造成地に建つ住宅は少なく、電柱が目立つ(写真右)。三陸道をさらに南下し、気仙沼へ。気仙沼港では、交流プラザ「ピアセブン」など華やかな建物が目を引くも、新型コロナウイルスの影響もあり訪れている人はまばらな印象だ(写真左)。

 

 気仙沼湾に架かる「気仙沼湾横断橋」。三陸沿岸道の気仙沼港IC~唐桑半島ICは3月6日に開通する。これによって岩手県宮古市から宮城県仙台市までが高速道路でつながることになる。

 

 震災当時のまま「2時46分」で止まっている、気仙沼港に面したガソリンスタンドの時計。小誌取材班も震災の年の4月に現地に入った。当時は一面がれきの山で、陸上に漁船が打ち上げられていた。今の町の様子からは想像もできないが、この時計は静かに当時を物語っている。

 

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