2024年2月25日(日)

Wedge REPORT

2021年3月11日

MAP ②
三陸道

石巻~牡鹿半島~女川

 気仙沼から石巻に到着したのは夜だった。翌朝、空を見上げると、日本製紙の石巻工場からもうもうと煙が上がっていた。知らない人が見れば火事でも起きたのかと思ってしまいそうだが、町の人々は、この煙を見ることで日常を取り戻したことを実感しているのではないだろうか。

 

 津波被害にあった石巻市街は、宅地造成が行われ、人口密集地ということもあり、比較的多くの住宅が建っていた(写真右)。旧門脇小学校など石巻市南浜地区は、約40㌶にもおよぶ県営・市営公園として整備が続けられている。公園の中心部では、国営追悼・祈念施設の整備が進められていた(写真左)。

 

 牡鹿半島には、この小網倉浜のような小さく美しい浜がいくつもある。一方で半島の集落は石巻市街地から遠く、学校やお店も少ないことから石巻市街に移住する人も少なくないという。

 

 牡鹿半島を一周してたどりついた女川町。町役場、住宅などが山に向かって段々に造成された土地に並んでおり、最上部には、白山神社が鎮座していた。

 

 JR女川町駅から海に向かって商業施設「シーパルピア女川」や「地元市場ハマテラス」などが並ぶ。おしゃれな建物の間を歩いていると、どこか外国の町にいるようだ。一方で、震災前、女川の町の様子はどのようものだったのか、とも思った。

 

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