Wedge SPECIAL REPORT

2022年2月8日

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「Wedge」2022年2月号に掲載され、好評を博した特集「〚人類×テックの未来〛テクノロジーの新潮流 変革のチャンスをつかめ」記事の内容を一部、限定公開いたします。全文は、末尾のリンク先(Wedge Online Premium)にてご購入ください。
超低遅延の技術を活用すれば、外出困難者が自分の〝分身〟を自由自在に操作できる (WEDGE)

 IoTの進展によりスマートフォンなどの電子デバイスの数が増加するにつれ、データの流通量や消費電力が爆発的に高まっている。人類がいずれ直面するであろうインターネットの「限界」を打破しようと、日本電信電話(以下、NTT)が構想するのが、〝オール光技術〟をベースとする情報ネットワーク基盤「IOWN(アイオン):Innovative Optical &Wireless Network」だ。

 われわれの生活に不可欠なインターネットは、LTEや第5世代移動通信システム(5G)などを使用し、情報を「光」で伝送し、コンピューター処理をする際に「電子」に変換する。一方、IOWNでは、情報の伝送から処理まで一気通貫で「光」のまま行う。情報を変換する際の大きな「ロス」が発生せず、電力利用効率や伝送容量が大幅に高まり、遅延も格段に低減できるのだ(下図)。

IOWNの〝オール光技術〟があらゆる社会課題を解決する
(出所)NTT公開資料を基にウェッジ作成 
(注)下記の図はイメージ 写真を拡大

 情報通信に詳しいMM総研(東京都港区)の関口和一代表取締役所長は「久しぶりに日本発で世界に展開できる技術になるかもしれない」と話す。2024年の商用化実現を目指し要素技術の実証実験が行われているIOWN構想──。「インターネットの先」にはどのような未来が待っているのか。

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