それにはお父さんたちの活躍があったんです。
豊かな自然を楽しむビオトープ
ビオトープができたいきさつは、前回話しました。
今年もビオトープの池にやってきたつがいのヒキガエルをつかまえた子どもたち。
で、ビオトープが完成すると、池には毎年どこからともなくつがいのヒキガエルがやってきて、卵を産むようになりました。
ヒキガエルは、『まちのなかのかえる』(真船和夫著・草土文化)という絵本によると、産卵の時期には2㎞もまちなかを移動して池などの水辺にたどりつき、産卵するとのことですから驚きです。
で、秋津の池に産んだ卵は、毎年オタマジャクシにかえります。でもカエルにまで育ったのをいまだに見たことがありません。
なぜカエルに育たないのでしょうか? オタマジャクシを子どもたちがとっちゃうからかな?
ビオトープを設計した槇重善お父さんによると、「野鳥が食べちゃうんじゃないかな」とのことなんです。
ビオトープの大池に野生の鴨さん夫婦? がやってきた!
そうなんです! 池にはときどき鴨さん夫婦? なんかがやってきて、遊んでいますから。
で、この鴨さん夫婦、一泊していったこともあるんです! もちろん宿泊料はとらなかったけどね、ハイ!
あっ、池にやってくる野鳥は、鴨さん夫婦だけではないんです。
ある日の朝、学校から電話があり、「岸さん、池に大きな白い野鳥がいます!」とのこと。
見にいくと、大きなダイサギだったんです! 世間では「おれおれ詐欺」がはやっていたころだったけど、秋津にはダイサギがきたんだかんね! と。