こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略して『みん経』)です。皆さんは「○-1グランプリ」と聞いて何を思い浮かべますか? 漫才の頂点を決める「M-1グランプリ」や、ご当地ならではのB級グルメを競い合うB-1グランプリなど、日本にはさまざまな「○-1グランプリ」がありますが、実はあまり知られていないグランプリもあるもの。各地のニュースから、珍しい「○-1グランプリ」をご紹介します。
漬物?それとも豚肉?
T-1グランプリのTは何を意味する?
B-1グランプリは「B級グルメ」、M-1グランプリは「漫才」など、グランプリの名称はテーマの頭文字をとって名付けることが多いもの。そのため、頭文字がかぶってしまったグランプリもあります。
その例がこちら。まずは前橋の「T-1グランプリ」のニュースです。
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前橋「T-1グランプリ」予選審査始まる-対象メニュー提供解禁 (2013/10/10/高崎前橋経済新聞)
豚肉料理の提供を通してグランプリを争う「第5回まえばしT-1グランプリ」の予選審査が10月10日、始まる。
今年は91店がエントリーしたT-1グランプリ。150人の審査員による覆面審査=予選(10月10日~11月17日)で、来年1月~3月に開催される決勝戦に進む5~6店舗が決まる。
各店舗が知恵を絞ったエントリーメニューは審査員だけでなく一般に提供する。その解禁日が10月10日というわけだ。一般審査の決勝はもちろん、覆面審査期間中も一般の注文が増加する。
昨シーズン決勝に進出した6店舗のうち5店舗がエントリーしており、グランプリを獲得した「蕎麦山海酒屋 山人」(前橋市問屋2)は昨年と同じ「豚伽哩セット」でエントリーした。
エントリー店とメニューはT-1グランプリ専用ホームページで確認できるほか、各店頭に掲示されるのぼり旗やポスターが目印だ。
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もう一つのT-1グランプリは、「草津で『T-1グランプリ西日本ブロック大会』-目指すは漬物チャンピオン」(びわ湖大津経済新聞/2012/11/21/http://biwako-otsu.keizai.biz/headline/735/)というもの。こちらは「漬物」の日本一を決めるイベントです。同じTでも随分違う大会ですが、どちらもご飯に合いそうですね。