こたえ
こたえ:③
パンタグラフの左右の二面についているので二面側壁といい、騒音を周囲にもらさない役割があります。パンタグラフから出る騒音には、パンタグラフが架線から離れたときに火花とともに起こるパシッという「アーク音」と、パンタグラフの発する風を切る音があります。「高圧ケーブル」で各パンタグラフをつないだ結果、アーク音の発生を大幅に減らすことができました。
さらにN700Aは、風切り音をできるかぎり防ぐために、パンタグラフの根元の部分(中間ヒンジ)をカバーでおおったり、パンタグラフ周辺の空気の流れをなめらかにするために碍子カバーをつけたりして、騒音そのものを大幅に小さくしています。