田部康喜のTV読本

2013年12月4日

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田部康喜 (たべ・こうき)

コラムニスト

福島県会津若松市生まれ。幼少時代から大学卒業まで、仙台市で暮らす。朝日新聞記者、朝日ジャーナル編集部員、論説委員などを経て、ソフトバンク広報室長に就任。社内ベンチャーで電子配信会社を設立、取締役会長。2012年春に独立、シンクタンク代表。2015年10月から東日本国際大学客員教授として地域振興政策を研究、同大・地域振興戦略研究所副所長を兼務。

映画とテレビを行き来しながら、
俳優として成長を続ける

 刑事役としての水谷の原点は、名匠市川崑監督の「幸福」(1981年)ではないだろうか。小学生の娘と息子を置いたまま、妻は実家に帰ってしまい、水谷演じる刑事は、捜査と子育てに取り組む。

 ミステリーなら、浅見光彦シリーズ(1987~1990年、NTV=現在の日本テレビ)だろう。製作は近代映画協会。映画監督の新藤兼人や吉村公三郎らが設立した独立系プロダクションである。水谷演じるフリーライターの母親役は、新藤を支えた名女優の乙羽信子である。

 映画とテレビを行き来しながら、俳優として成長を続ける水谷豊の人生もまた、「相棒学」の大きなテーマである。

 次回のゲストスターである岩下志麻は、水谷が映画デビューを果たした作品「その人は女教師」(1970年)の主役である。 (敬称略)


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