容疑者は共和党員
ロイター通信によると、トランプ前大統領を銃撃したペンシルベニア州在住のトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)は、共和党員として有権者登録を行っていた。トランプ陣営は、共和党全国党大会で党員の一部が、トランプ氏に反対して造反することを警戒していたと、共同通信社は報じた。
となると、クルックス容疑者は反トランプの共和党員であり、トランプ前大統領が大統領として適任ではないと考えたかもしれない。また、トランプ前大統領を支持するMAGA(Make America Great Again:米国を再び偉大にする)に追いやられた共和党穏健派の主張に共感していたかもしれない。
いずれにしても、バンス上院議員の「バイデン陣営によるトランプ暗殺未遂事件」は、今後、バイデン陣営によって完全否定されるだろう。