2025年3月15日(土)

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2025年2月21日

 

 安全保障と言えば、真っ先に「軍事」を思い浮かべる人が多いであろう。だが本来は「国を守る」という考え方で、想定し得るさまざまな脅威にいかに対峙するかを指す。日本人が長年抱いてきた「安全保障観」を、今、見つめ直してみよう。

【CHRONOLOGY】重くのしかかった「戦後」 日本人は殻を破れるか
編集部

PART 1 安全保障は「究極の生活インフラ」 今こそ必要な強い司令塔
先﨑彰容(日本大学危機管理学部 教授)

PART 2 青息吐息の防衛産業 「安保の基盤」の崩壊を座視するな
編集部

PART 3 元海兵隊大佐から日本へ 「戦うための準備はできているか」
グラント F・ニューシャム(元海兵隊大佐/日本戦略研究フォーラム上席研究員)

PART 4 科学こそ安全保障の基盤 競争力維持に必要なこと
編集部

PART 5 基礎研究に巨費を投じる米国 進む軍学連携と人材多様化
冷泉彰彦(作家/ジャーナリスト)

COLUMN 1 軍事から生まれた私たちのテクノロジー
編集部

PART 6 二枚舌構造はもはや限界 日本国憲法の本来の精神とは
篠田英朗(東京外国語大学大学院総合国際学研究院 教授)

PART 7 軍事研究反対を貫く学術会議 国から「真の」独立果たす時
編集部

PART 8 激化するサイバー戦に無力の日本 法と体制整備を急げ
佐藤 謙(中曽根康弘世界平和研究所 顧問)/大澤 淳(中曽根康弘世界平和研究所 主任研究員)

INTERVIEW 「新しい戦い方」の脅威 第4の戦闘空間に産官学軍で備えよ
古谷知之(慶應義塾大学総合政策学部 教授)

PART 9 戦後日本の「線引き」と「しばり」 今こそ夢から目覚める時
千々和泰明(防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室 主任研究官)

COLUMN 2 防衛費増へのギアチェンジには国民と正面から対話を
藤城 眞(SOMPOホールディングス 顧問)

OPINION①「核の忘却」の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を
高橋杉雄(防衛省防衛研究所 防衛政策研究室長)

OPINION②戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない
吉富 望(日本大学危機管理学部 教授)

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月刊誌『Wedge』2022年8月号(7月20日発売)の特集「歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない」に、同誌23年2月号(1月20日発売)の「『核の忘却』の時代は終わった 日米で核抑止の本格議論を」(防衛省防衛研究所防衛政策研究室長・高橋杉雄氏)と22年6月号(5月20日発売)の「戦後から続く日本人の戦争観 変えるときは今しかない」(日本大学危機管理学部教授・吉富 望氏)の記事を加えた特別版です。

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