2026年7月31日(金)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2026年7月31日

 アルバニージーは、6月29日、漸くバヌアツとのナカマル協定(安保・経済協力)に署名した。昨年9月のアルバニージーの同国訪問の時に署名予定であったが、バヌアツが留保、署名が棚上げになっていた。

 その後条文を修正し、今回署名に漕ぎつけた。同盟的規定は薄まっているが、中国を念頭に、重要インフラにつき軍事目的に使用しないこと、第三国の関与がある時には豪州と事前に協議することが規定されている。同時に、豪州による経済協力の拡大が規定されている。

フィジーが同盟国に

 7月6日に署名したフィジーとの「平和の海同盟」条約は、画期的である。「いずれか一方の締約国に対する軍事攻撃は双方にとって共通の危険と見做し、国内手続きに従って共同で対処することを宣言する」(6条)と規定する。

 これで、フィジーは、米国、NZ、パプアニューギニアに次いで、豪州の四番目の同盟国になる。この条約は、他の太平洋国家による加入に開放されており(12条)、多国化する余地がある。

 また、有効期間は無期限、1年の予告で脱退できる(15条)。さらに、包括的な協力関係を定めた「ブバレ連合条約」にも署名した。

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