世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2014年11月21日

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 日米韓3カ国は政治的不満を脇に置いて協力する他ないとまで言い切っているのは、日本と韓国がともに米国の同盟国であることから、軍事的には当然のことと言えますが、強い表現になっています。日韓両国間では、先ず、ACSA、GSOMIAを締結すべきであると言うのもその通りです。日本側は、いつでもこれらを締結する用意ができていますが、韓国側が、それを躊躇している状況です。

 10月8日に、新たな日米防衛協力の指針に関する中間報告が発表されました。日米両国は、その概要について韓国側に対し事前説明を行い、そのことは韓国側も評価していると伝えられています。その意味では、ミラーの論文は時宜を得たものと言えます。但し、韓国側は、現在、戦略的必要性に基づいた冷静な思考よりも、非論理的な反日感情を優先させる傾向が強い状態にありますので、上記提言をどれだけ真剣に受け止めるか否かは分かりません。

  
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