秋津まつりで親子で稼ぐ!
「いらっしゃい! いらっしゃい!」
「バスケットをやりませんか~! 1回10円だよ~っ!」
子どもたちの元気な呼びこみのかけ声が、晴れわたった秋津まつりの会場に響きます。
子どもたちは、手づくりのミニ・バスケットボールのお店を開店し、友だちを誘い込んでいます。
小さいボールを、バスケットの網に投げ込む簡単なゲームを考案しました。
ボールが網に入ったら「ナイスシュー!」と褒め言葉を発しながら、親たちがどこからか集めてきた景品を、シュート数に応じてあげています。
見ていると、投げる小さなお客さんの足元には何本かの白線が引いてあり、低学年の子どもは前の線から、高学年以上は後ろの遠い線から投げるように差別化しています。
6年生ともなると、お兄ちゃんらしくなり、小さい子に対する配慮の気持が自然に出てくるのでしょうか。
顧問の若い女性の先生も、楽しそうに子どもたちと一緒に「○○ちゃん! やらない?」などといいながら誘い込んでいます。
目標達成!晴れてユニフォーム新調
2年生が育てた花の苗を秋津っ子バザーでそろいのハッピを着て販売する様子
さて、そのとなりは稼ぐ本番場所。
親たちのお店コーナーです。
相談の末に利益が大きいとのことから決めたうどんや手づくりクッキー、元手がタダのバザー品の販売などを行なっています。
子どもたちの勢いに乗せられて、どこで確保をしたのかわらないのですが、かなり高価そうな品も並んでいます。
「ここで稼がなければ、かわいい子どもたちのユニフォームは買えない!」「ガンバルゾー!」との親たちの想いの熱気が伝わってきます。
で、子どもも親のコーナーも完売し、楽しいまつりが終わりました。