2022年9月25日(日)

地域再生のキーワード

2015年6月8日

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磯山友幸 (いそやま・ともゆき)

ジャーナリスト

千葉商科大学教授(4月から)。1987年日本経済新聞社に入社。フランクフルト支局長、「日経ビジネス」副編集長などを務め、11年に独立。著書に『2022年、働き方はこうなる』(PHPビジネス新書)など。

 この犬舎からスターが誕生した。雑種の夢之丞(ゆめのすけ)。県の動物愛護センターでガス室に送られる寸前でPWJに保護された。最初は怯えて人に近づかなかったが、災害救助犬として訓練され、昨年夏の広島土砂災害の現場にレスキューチームの一員として加わり、行方不明者2人を発見するまでになった。

救助犬・夢之丞(左)と、大西氏の愛犬・ラーニャ(右)

みんなで創るというコンセプト

 ティアガルテンを軌道に乗せるカギは、いかにリピーターを増やすかにかかっている。そこで考えたのがもうひとつのコンセプト、「みんなで創る」である。開園前から有志を募って植栽の植え付けなどを行っている。また、園内の立木を利用して本物のツリーハウスを造ってもらうワークショップも始まる。親子で何度も参加して少しずつ作り上げていく「作品」は、将来にわたってティアガルテンに残る。

ティアガルテン内に造られたツリーハウス

 さらにオリジナル商品を開発してティアガルテンやネット通販で販売することも考えている。ティアガルテンで働く職員はデニムのオーバーオールの制服を着る予定だが、実は備後地方は日本のデニムの9割方の生産や販売に関与しているという。そんな地元の素材を使った「制服」も、オリジナル商品として販売してしまう計画だ。

デニムオーバーオールのモデルを務めた大西氏の妻・純子氏(右)と相馬行胤氏(左)

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